金沢大学附属病院では、3つの研修プログラムを用意しております。
Ⅰ.専門領域重点プログラム
Ⅱ.小児科・産婦人科重点プログラム
Ⅲ.地域医療連携実践プログラム
この中でも産婦人科を志望する人は、ⅡまたはⅢを選択することとなります。ⅡとⅢの違いですが、Ⅱは2年間の研修期間のうち産婦人科を多くローテートすることにより、より早期に産婦人科に必要な知識や技術を身につけることを目標にしたコースです。Ⅲは、2年間は様々な科をローテートすることにより幅広い知識を身につけることを目標にしたコースです。しかし、Ⅲのプログラムを選んだ場合であっても、ローテート先の科を選ぶ自由度は高いため、産婦人科を多めにとることは可能です。
Ⅱの産婦人科重点プログラムを選択した場合のローテート例は以下の通りです。
Ⅱ、Ⅲのどちらを選択した場合でも、中核協力型臨床研修病院(たすけがけ病院)で9〜12ヶ月程度研修することが可能です。Ⅱのプログラムで研修した場合は、3年目以降は一貫した指導体制の下、金沢大学産婦人科専門研修プログラムへスムーズに移行することができます。
詳しくは金沢大学附属病院研修医・専門医総合教育センターのHPもご参照ください。
◇女性医師・医学生の皆様へのメッセージ◇
夫の仕事の為に県外から石川県に転居し、2016年8月から金沢大学附属病院で医員として働いています。働き始めたときに1歳の子供がおり、知り合いがほとんどいない土地で子育てしながらフルタイムで働くことに大変不安を感じていましたが、教授や医局の皆様のご厚意で、時間外を免除してもらい育児と仕事の両立が出来ました。その後、第2子を出産し、約1年の産休・育休後に復帰しました。育児や家庭のことを考えて、産婦人科医になることを迷っている方もいると思いますが、ライフスタイルに合わせて働き方は相談できるので、是非一度医局に見学に来て下さい。
当科への見学希望者はこちらのフォームより必要事項を記載してください。