地震から7か月、子育て家族への応援メッセージ
ただでさえ暑い今年の夏、感染症や豪雨など、緊張も多く、どこに住んでいてもかなり身体に疲れがたまっている頃ではないかと案じています。
こういう時だからこそ、震災を乗り越えた皆さんには、身体をもっともっと大事にしてあげて、いたわってください、と、強くお願いしたいです。
震災後に子育てをしているみなさんはすでにもう十分、頑張っていますし、頑張り過ぎで自分がハッピーでなかったら、何のための人生かわかりませんから、もう十分よくやったよ、と自分を褒めて、1時間だけ自分にご褒美タイムをあげてはいかがですか?
皆さんがどんなふうに毎日を過ごしたいのか?どんなサポートがあれば楽になるか?
こんなことを考えるだけで、元気な気持ちが少しずつ増えていきます。
皆さんは、楽することに罪悪感を抱かなくてもいいんです。
無理をしているときほど、「あ、私、無理してる?」とは感じられず、もっともっと頑張ってしまいます。だからこそ、パンクする前に、自分の体調を確認するためのワンクッションの時間を取ってほしいのです。
このワンクッション、とは、定期的に、自分に出来ないことを認めること、自分はパスしてもいいと思うこと、自分はどうすればもっと楽になるのかを考える時間です。
日常生活を切り盛りしながら、衣食住をメンテナンスしながら、復興期の暮らしを立て直しながら、子育てしながら・・・同時並行でマルチタスクをこなしているみなさん。でも、自分にとって大切なことであればあるほど、高いレベルであればなるほど、一人ではできないことが増えます。
負担が多くなると、力が出ないときや全てに手が回らないとき、やる気が起きないときが出て来るのは当然です。そんな自分のために休むこと、手を止めて中断することは、さぼっていることではなく、ダメなことではなく、自分を充電し、生き続けていくうえで必要なことなのです。
ここで、皆さんが日々の生活を乗り越え、子育てを続けるために、どう助けを借りるか、考えてみませんか?
頼ることは力です。
子育てという正解のない、複雑で複合的で高度な課題に取り組むときは、一人で抱え込むより人の力を借りるほうがずっと良い結果を生みます。
自分が頼れる人、話を聞いてくれそうな人を思い浮かべてみませんか?
受援力とは、助けを受け取り、人のサポートを使う力。
頑張っているみなさんだからこそ、生かせる力です。
母子支援サイト運営メンバーより